日本人の約半分が、顎関節症のキャリアだと言われています。
以前は、咬合との関係が否定されていましたが、咀嚼運動(食べているときの顎の動き)が解明されて、この病気がかみ合わせと深く関わっていることが明らかになっています。
この病気になって来院される患者さんは、その症状以上に精神的な不安(恐怖心)を持っておられる方が多いようです。ですが、現在では原因・治療法・予後に至るまではっきりしておりますので、心配はいりません。
◆◆顎関節症の種類
・ 顎内症
関節内部にある関節頭と、それがスムーズに動けるように働いている関節円板との不調和によって起こるものです。開け閉めの時に“かくん”と音がします。また急に口が10mmしか開かなくなることもあります。
この時には、激痛を伴います。この状態をクローズド・ロックといいます。
・ 筋肉関節症
筋肉の緊張によって引き起こされる症状です。
一番ダメージを受けやすい筋肉は、外側翼突筋と呼ばれる筋肉です。
・ 骨関節症
関節頭の骨自体がダメージを受けることにより起こります。
咀嚼運動の悪さが大きく影響します。“じゃりじゃり”というような音がします。
◆◆顎関節症の種類
異常咀嚼運動
下顎のズレ
悪癖(歯軋り・噛みしめ)
アトロフィー(関節頭の発育不全)
◆◆顎関節症の三大症状
・ 痛み
患者さんの70%は、痛みで来院されます。
・ 口が開けにくい
突然に口が10mmしか開かなくなることがあります。しかもその時には激痛も伴います。
この状態をクローズドロック※といます。
・ 雑音
あごを動かした際に、耳のあたりで関節音がします。
※クローズドロック
顎関節の中には、関節頭がスムーズに動けるように、関節円板という軟骨でできたものが上にのっています。これがずれて関節頭の上から完全に落ちてしまった状態をいいます。
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