かみ合わせ治療のQ&A

Q1. 矯正治療を受けるときは、顎のズレを是正する、かみ合わせ治療を先に行うのですか?それとも、矯正治療とかみ合わせ治療を並行して行うのですか?

A1. ゴールは患者さんご本人の満足が基本です。何を希望されるかによって、治療方針は異なってきます。かみ合わせ治療で顎のズレを是正したあとに歯並びを治すのが理想ですが、患者さんと相談した上で治療方針を決定します。

Q2. 第一小臼歯を抜歯して矯正したら、頭痛や肩こりがひどくなりました。なぜでしょうか?

A2. 歯には、下顎の動きを固定させる役割りがあります。下顎は、頭蓋骨とつながっていますが、筋肉でぶら下がっているだけなので、不安定でズレやすく、上の歯と下の歯が咬み合わなければ固定できません。骨も大きく、第二大臼歯まで揃ったときに初めて安定します。また、第一小臼歯にはストッパーとしての役割りがあり、顎が後方にズレるのを防いでくれます。
矯正治療で第一小臼歯を抜いてしまうとストッパーがなくなり、下顎を固定できなくなります。その結果、首の筋肉の緊張や頸椎の歪みが生じて、頭痛や肩こりのような不定愁訴の症状が現れます。

Q3. 歯並びはきれいに揃っていますが、かみ合わせが悪くて頭痛・肩こり・腰痛に悩まされています。歯並びはよくてもかみ合わせが悪くなることがあるのでしょうか。

A3. もちろんあります。「よい歯並び=よいかみ合わせ」ではありません。次の3つの要素を満たしている状態を、よいかみ合わせといいます。

・身体のバランスの取れた下顎の位置
・上下の歯のよい咬み込み方(咀嚼運動を含む)
・よい歯並び

いずれか1つでも欠けると、よいかみ合わせにはなりません。かみ合わせが悪い場合は、かみ合わせ治療(下顎のズレの治療・咀嚼運動の治療・咬合形態の治療)を行い、正常なに戻します。

Q4. 下顎がズレると、全身にどのような影響がありますか?

A4. 下顎がズレると、かみ合わせや咀嚼運動の異常や、首のこりや全身の歪みなど、様々な不定愁訴の症状を引き起こします。
二足歩行の人間にとって、顎はバランスを取るセンサーの役割りがあります。顎の位置がズレると首の筋肉の緊張や頚椎などに歪みが生じ、肩こりや腰痛、頭痛などが現れます。また、脳の血液の流れも悪くなり、脳機能にも悪い影響を与えます。

Q5. 咀嚼運動って何ですか?

A5. 一般的には、食べ物を食べるときに、無意識に動かす下顎の運動のことを、咀嚼運動といいます。牛や馬はエサを摂るとき、奥歯で擂り潰して食べるように、動物には種ごとに固有のパターンが決まっています。もちろん、人間も同で、特有の咀嚼パターンがあります。左右のバランスが取れた咀嚼運動ができないと、顎関節症を始め、全身にも悪い影響を与えます。咀嚼運動を正常に戻すには、まず、下顎のズレを是正する治療(MFA治療)で治してから、咀嚼運動の治療をすることが多いです。

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