顎関節症-咬み合わせ治療・顎関節症なら大阪府高槻市の「きたむら歯科医院」

072-688-8148

【診療時間】10:00~12:00/17:00~20:00(日曜 咬み合わせ・矯正ご相談のみ)
【休診日】火曜・木曜・祝日

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顎関節症

顎関節症

  • 口を開けると顎のあたりでカクカク音がする
  • 顎が痛くて口を大きく開けられない
  • 顎がスムーズに開かない
  • 固い物を食べると顎が痛くなる
  • 朝起きると顎のあたりに違和感がある

このような顎の不調でお悩みでしたら顎関節症かもしれません。顎関節症はなぜ起こるのでしょうか?限界運動で治療をしている現在の歯科では様々な原因説を唱えていますが、咬み合わせから考えると案外簡単に答えが出ます。遊園地にあるブランコ、これが下顎です。真っ直ぐ引かれたブランコはスムーズな動きをしますが、歪めた位置から動かしたブランコはギコギコ留め金が悲鳴を上げます。これが顎ズレ状態で食べている顎関節なのです。

咬み合わせが悪くなると下顎がズレて、食べるときの顎の運動(咀嚼運動)が異常になり、顎や顎関節の運動を妨げることで痛みや違和感が生じます。また、下顎のズレは頭痛や肩こり、不眠、うつ症状などを引き起こす場合もあります。さらに、咀嚼運動そのものでも不定愁訴を引き起こすことが明らかになっています。

当院は丸山咬合医療に基づいた「咬み合わせ治療」を実践する歯科医院です。咬み合わせ治療で下顎のズレを是正し、顎関節と全身の不調を改善します。顎関節症と不定愁訴でお困りの方は、当院までご相談ください。

丸山咬合医療が考える顎関節症の原因

日本人に多い顎関節症

関節症の症状でもっとも多いのが顎関節の痛みで、全体の70%を占めています。その他の症状としては、口を開けにくい、急に口が開かなくなって激痛が走る(クローズド・ロック)、顎を動かしたときに耳のあたりで雑音がする、などがあります。

<顎関節症の3大症状>

  • 顎関節の痛み
  • 口を開閉しにくい
  • 顎の雑音

顎関節症は日本人に多いと言われますが、なぜ顎関節症になるのか見ていきましょう。

咬み合わせの異常と顎関節症

日本人の約半分は、顎関節症のキャリアを持っていると言われています。顎関節症の原因は、歯ぎしりや食いしばり、咬み合わせ、頬杖などの癖や悪い姿勢、精神的なストレス、外傷などと言われています。その中でも、丸山咬合医療では、咬み合わせの異常(下顎のズレと異常咀嚼運動)が、主な原因の一つであると考えています。

長期的なストレスが病変して起きる

下顎の正しい位置は、顔の中心ではありません。身体の中心線に対して左右対称にあるのが正しい位置で、この状態のときに下顎が正常に動いてバランスよく咬むことができます。

下顎は頭蓋骨に筋肉でぶら下がっているだけなので、ズレやすく不安定な状態にあります。下顎がズレると咀嚼筋のバランスが崩れて異常に硬直し、血管や神経を圧迫します。また、下顎がズレると咀嚼運動も異常になるので、顎の関節円板がズレてしまいます。この状態が長期間続くと、顎や顎関節に痛みや違和感が生じて顎関節症になります。

今日の顎関節症

これまで、咬み合わせと顎関節症の関連は考えられてきませんでした。丸山剛郎先生の研究で咀嚼運動が解明されてからは、咬み合わせが顎関節症に深い影響を与えていることが明らかになりました。

重い顎関節症の症状がある方は、かつては外科手術が行われてきましたが、後戻りが多く顎関節症の完治は難しいといわれてきました。そのため、病気に対する精神的な不安を抱えている方が少なくありません。現在は、顎関節症の原因と治療方法、予後の予後に至るまで明確になりましたのでご安心ください。

<専門用語の説明>

咬み合わせ 丸山咬合医療では、咬合形態・下顎のズレ・咀嚼運動(食べたときの下顎の運動)を総称して「咬み合わせ」と考えています
咀嚼運動 食べるときの下顎の運動。動物も人間も特有の咀嚼パターンがあります
咬み合わせ治療 咬み合わせを回復する治療の総称で「咬合形態の治療」「下顎のズレを是正する治療(MFA治療)」「咀嚼運動の治療」の3つがあります
MFA治療 下顎のズレを是正する治療のことで、咬み合わせ治療の基本ともいえる治療です

丸山咬合医療が考える顎関節症と全身の不定愁訴

狭い意味での顎関節症

顎関節症の主な症状は、痛みや違和感など顎や顎関節のトラブルです。さらに、首筋のこりや頭痛、腰痛などの全身的な不定愁訴も含まれます。事実、丸山咬合医療の咬み合わせ治療で下顎のズレを是正すると、顎関節症の症状が改善されるだけでなく、全身の不調まで消える方がたくさんいます。下顎のズレが顎関節症の原因であり、下顎のズレが全身の不定愁訴も引き起こすことを考えれば理解できます。

広い意味での顎関節症

丸山咬合医療では、「顎関節症は、咬み合わせ異常からくる全身症状の一つの現われ」として捉えています。下顎のズレが、お口の中や顎関節、全身のトラブルまで引き起こすことを考慮すれば、こうした解釈は理にかなっていると考えられます。

全身の健康を考えた顎関節症治療

顎関節症の治療は、丸山咬合医療による、「咬み合わせ治療」で、正しい顎位(下顎の位置)と正しい咀嚼運動を確立します。

顎関節症治療コンサルタントによるカウセリング

当医院には「顎関節症治療コンサルタント」の資格を持つ専門のスタッフが在籍し、顎関節症のアドバイスと相談にお応えしています。スタッフが一丸となって日々研鑽を重ねていますのでお気軽にご相談ください。

顎関節症の治療で改善できること

顎関節症を改善

咬み合わせ治療で顎位と咀嚼運動が回復すると顎関節にかかる負荷が減り、顎関節や顎の関節円板などが正常に動くようになります。また、咀嚼筋のバランスが整うので血管や神経の圧迫がなくなり、顎や顎関節の痛みなど顎関節症の症状が改善します。

全身の不調が消えることもある

顎が正常な位置に戻ると、頚椎の歪みや首の筋肉の緊張、脊椎などの歪みがなくなり身体バランスが整って、肩こりや頭痛、腰痛などの不定愁訴が解消することがあります。また、脳への血流がよくなるのでイライラや不眠、うつ症状のような脳関連の症状がなくなる効果が表れることもあります。